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新年度、高校の授業料は無償化される?
春といえば、卒業・入学。子どもを持つ家庭にとっては、子どもの成長をうれしく思う反面、家計の面では待ったナシ!でお金が出ていく時期でもあり、やりくりに頭が痛いシーズンでもあります。

そんな中、いわゆる「高校授業料無償化法案」は新年度スタートに向けて、2月下旬から国会審議中です。
(正式な法律案の長~い名称は
「公立高等学校に係る授業料の不徴収及び高等学校等就学支援金の支給に関する法律案」。
http://www.shugiin.go.jp/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g17405005.htm
成立すれば、公立校授業料年間118,800円が徴収されいようになります。
私立校に通っている場合はどうなるのでしょうか。
そもそも公立校と私立校は授業料の差が大きい上に、私立校間の都道府県によ
る差も大きく、平均授業料で年間約20万円から約60万円にもなるようです。
というわけで、公立校と私立校の差を減らすべく、私立校に対しては公立の授業料相当分を減額し、特に一定の年収以下の世帯に対してはさらに減額分の上乗せ(1.5~2倍)がされることになります。
ただ、実際に必要となる支出は、授業料だけではありません。
平成22年1月27日に文部科学省から発表された「平成20年度 子どもの学習費調査」の結果によると、高等学校(全日制)の学習費総額は、
公立校...516,186円、私立校...980,851円
となっています。
http://www.mext.go.jp/component/b_menu/houdou/__icsFiles/afieldfile/2010/01/27/1289567.pdf
「学校教育費」だけを見ても教科書や学用品・修学旅行などの費用が必要ですし、その他の「学校外活動費」も...となると、授業料の分だけが無償化されても"焼け石に水"という感じも否めません。
そこで、こうした国の動きを受けて、各都道府県でも世帯収入に応じた独自の補助金を上乗せする動きが具体的になってきています。
ただし、例えば同じ近畿の都道府県でもその動きや世帯の所得に対する補助金の金額等に差が出ています。
子どものいる家庭では、今後もこういった行政の動きもしっかりチェック!ですね。
○ 京都府が私立高校無償化 年収350万未満世帯で
(47NEWS・全国新聞ネット 2010/1/25)
http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010012501000953.html
○ 橋下氏、専修学校も無償化拡充 11年度実施へ検討
(47NEWS・全国新聞ネット 2010/3/1)
http://www.47news.jp/CN/201003/CN2010030101000299.html
なお、京都府・大阪府・兵庫県のHPには、予算等に関しての詳細を見ることができますので、以下にご紹介をしておきます。
○ 京都府 平成22年度 当初予算案の概要
http://www.pref.kyoto.jp/yosan/resources/1264675296655.pdf
○ 大阪府平成22年度度予算 私立高校生授業料支援補助金
http://www.pref.osaka.jp/yosan/cover/index.php?year=2010&acc=1&form=01&proc=2&ykst=2&bizcd=20101036&seq=1
○ 兵庫県 私立高等学校等生徒授業料軽減補助制度
http://web.pref.hyogo.jp/pa15/pa15_000000008.html
(高原 育代)